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NEWS&TOPICS

IT最新事情 一覧

2019.09.10

ガートナーのRPA市場動向

 「RPA(ロボティックス・プロセス・オートナション)は、ソフト市場で最速の成長を遂げている」。米調査会社ガートナーのデレク・マイヤー氏は8月30日、同社主催セミナーで18年に63%成長したRPA市場のトレンドをこう語った。  マイヤー氏は「ERPやCRMなどたくさんのアプリケーションが複雑なジグ…

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2019.07.24

IT技術者はワクワクしているのか

 情報サービス産業協会(JISA)が約4000人のITエンジニアに働き方について調査した。注目したのは、現在のプロジェクトに対する「やる気に基づくワクワク感を6段階」で尋ねたこと。最も回答が多かったのが、ワクワク感HIGH(やる気を感じているし、楽しさも感じている)の41.8%で、次いでワクワク感L…

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2019.07.08

国内の5G市場動向

 「日本全国で概ね5Gが利用可能になるのは、2025年頃になるだろう」。IDCジャパンのアナリストはこう予測する。通信事業者のインフラ投資が加速するのは2021年からで、2030年には投資の8割を5Gが占めるという。5G携帯電話はハイエンド端末から普及し、2023年に3割弱になる。ただし、「ハイエン…

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2019.06.24

日本のFinTech投資額

 世界のフィンテック・ベンチャー企業への投資額は、18年に前年比2倍超の553億ドルに達した。アクセンチュアの調査によると、日本も過去最高の前値比5倍の5億4200万ドルになったが、米国の30分の1、中国の50分の1にとどまる。  日本の投資額が少ないのは、金融機関の脅威が存在しないことにある。世…

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2019.06.13

北米最大規模のIoTイベンドのIoT World2019開催される

 北米最大規模のIoTイベントであるIoTワールド2019が5月13日から16日までの4日間、米シリコンバレーのサンタクララ・コンベンションセンターで開催された。IoTの戦略家や研究開発者、エンジニアら1万2500人超が集まり、「産業とIoTイノベーションの交差点」をテーマに、明日のIoT活用などを…

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2019.05.30

AIシステムの国内市場規模

 AI(人工知能)システムの国内市場は年率平均46.4%で成長し、2023年に3578億円の規模になる。調査会社IDCジャパンの予測だ。ちなみに、2018年の内訳は、AIのコンピューティング能力を提供するサーバーやストレージなどのハードが142億円、AIシステム構築のコンサルティングなどのサービスが…

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2019.05.10

IoTの新たなトレンド

 ガートナージャパンの池田武史バイスプレジデントは4月23日、同社主催シンポジウムの講演で、デジタルツインと5Gなどによって、IoT活用に取り組む企業が今の10~20%から3年後に倍になると予測した。  デジタルツインとは、物理世界の出来事をデジタル上に再現すること。武田氏はトレラーを例に説明する…

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2019.05.10

デジタルガバナンスの未来

 BSAザ・ソフトウェア・アライアンスが4月16日に衆議院第一議員会館で開催したカンファレンス「デジタルガバナンスの未来と世界の潮流」は、興味深いものだった。これを支援したのが、日本の大手ITベンダーではなく、外資系ITベンダーだったこと。マイクロソフトやアドビ、シスコなどが協力し、行政のデジタル化…

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2019.04.22

拡大するAI展とIoT展

 第3回AI・人工知能EXPOが4月3日から5日まで、東京ビックサイトで開催された。主催者のリードによると、深層学習や機械学習、自然言語処理、AIアプリなど250社が出展する。第1回は20社程度だったので、この2年でAI関連市場に参入したIT企業が急激に増えたことになる。AIベンチャーに加えて、NT…

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2019.02.21

日本のAR/VR市場動向

 日本のAR/VR市場の普及速度が鈍い。欧米はそれぞれ10%台に達しているのに対して、日本市場は2~3%にとどまっている。調査したIDCジャパンの菅原啓シニアマーケットアナリストによると、大企業病に加えて、労働人口の高齢化が理由だという。欧米は30歳代だが、日本は46歳になり、新しい技術を取り入れる…

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2019.02.07

CMOの新たな役割

  「CMO(チーフ・マーティング・オフィサ)には、様々な事業部門をつなぐ役割がある」。アクセンチュアがグローバルでCMOの役割を調査したところ、新たな役割がコラボレーションであることが分かったという。広告・宣伝も担当するCMOこそ、企業全体で顧客体験をいかに形成し、提供していくかという重要課題に大…

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2019.01.24

4500社が出展した情報家電見本市CES2019

 世界最大規模を誇る情報通信・家電技術見本市CES2019が2019年1月8日から11日までの4日間、米ラスベガスで開催された。275万平方フィートの展示スペースに、自動運転や5G(第5世代通信規格)の接続、AI(人工知能)、拡張・仮想現実、デジタルヘルス、スマートホーム、スマートシティー、スポーツ…

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2019.01.09

19年のIT市場の10大予測

 IDCジャパンが18年12月末、19年の国内IT市場における10大予測を発表した。DX(デジタルトランスフォーメーション)の現実解模索や働き方の未来、データエコシステムなど多くのがDXベースの項目だという。だが、10項目に大きな変革をもたらせるものが見当たらないのは、DXへの停滞感があるからだろう…

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2018.12.18

2024年度までのICT市場予測

 野村総合研究所は12月初旬、2024年度までのICT市場トレンドをまとめた「ITナビゲーター2019年版」を発表した。柳澤華芽ICTメディア・サービス産業コンサルティング部長は「自分のビジネスモデルが通用しなくなるので、ITを意図的に活用しながら、どんな社会価値を創り出すかを考えること」と、ビジネ…

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2018.12.04

一帯一路のリスク

 「(中国の周近平国家主席が推し進めるグローバル経済圏構想の)一帯一路には事業機会がある一方、留意すべきリスクがある」。PwC中国パートナーで一帯一路事業リーダーを務める黄耀和氏は、3つのリスクを説明する。1つは地政学的なリスクだ。複数の国家が関与するので、政権の交代によってプロジェクトが中止になる…

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