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IT最新事情

2018.10.10

アクセラレーテッドコンピューティング市場動向

 IDCジャパンはこのほど、エンタープライズインフラ市場におけるアクセラレーテッドコンピューティングの国内市場が年間平均13.2%で成長し、2022年に978億円の規模に達するとの予測を発表した。この中で、サーバー支出額が838億円(クラウド向け支出額250億円、オンプレ向け支出588億円)、外付方ストレージ支出額が140億円(クラウド向け支出額25億円、オンプレ向け支出額166億円)になる。
 アクセラレーテッドコンピューティングとは、GPU(グラフィックプロセッサ)やプログラム可能な集積回路のFPGAなど特定の処理/計算に特化したプロセッサを、x86サーバーや外付型ストレージに接続し、利用するもの。これまで科学技術計算向けが多くを占めていたが、最近はAIやIoT、ビックデータ分析向けの需要が急速に拡大し、注目され始めている。ディープラーニング向けとして注目されるGPUは、ネヌビディアなどが先行する。一方、プログラム可能な集積回路のFPGAは、インテル(旧アルテラ)やザイリンクスなどが先行する。(田中克己)

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