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2026.03.11

【MWC26】シャオミ、ARグラスや歩行ロボットなどIoT企業の顔を強調

 中国スマホメーカーの小米(シャオミ)は、「Human x Car x Home(人×車×家)」のスマートエコシステムをアピールした。代表格は、ハイパーカーの「Xiaomi SU7 Ultra」だろう。自社開発のモーター(V8s×2基、V6s×1基)を搭載し、最高出力1548馬力、0-100km/h加速わずか1.98秒、最高時速350km超の性能を誇る。「ポルシェやテスラを凌ぐハイパーカー」と自慢する。中国での予約は「数時間で1年分の生産枠が完売した」という逸話もある。

 2026年1月に発表したPlayStationのリアルドライビングシミュレーター「グランツーリスモ7」のアップデート版が「SU7 Ultra」に搭載する。ゲームプロデューサーの山内一典氏が実車をテストし、シャオミのエンジニアチームと共同で車両ないを再現もする。「実車が買えなくても、ゲーム内でその凄まじい加速を体験できる」という。

 2026年は「SUVモデル(YU7)」も登場する。現在販売されているセダンタイプの「SU7」に続き、2026年に新型モデル4車種を投入する。最大の目玉が初のSUVモデルとなる「Xiaomi YU7」、さらにバッテリーだけでなく発電用のエンジンを積んで航続距離を飛躍的に伸ばすPHEV新型のSUVも投入予定だという。ファミリー層やアウトドア層のシェアも伸ばす。

 同社はスマホや車だけでなく、「世界最大のIoT企業」としての顔も持っており、それに関連する面白いガジェットや最先端技術を発表する。1つは、ARグラスと四足歩行ロボットだ。AppleのVision Proのような空間コンピューティングに対抗する「軽量ARグラス」だという。展示会場に「Cyber​Dog」という犬型の四足歩行ロボットの最新版も登場する。バク宙したり、スケボーに挑戦したり、AIによる高度な姿勢歩行制御技術をアピールする。

 もう1つの目玉は、OS「Xiaomi HyperOS 2」になる。これまで、スマホはAndroid、家電は別システムとバラバラだったものを、シャオミは「1つのOS」に統合する。これにより、「スマホで見ていた動画の続きを、車(EV)のモニターにスワイプして移す」、「家のエアコンと照明を自動でオンにする」といった連携をスムーズに行えるようになる。展示では、AIを統合したことで、これらの連携がより直感的(声だけで指示するなど)になった様子もデモする。(田中克己)

写真 © 2026 GSMA / MWC

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