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2026.03.12

【MWC26】チャイナモバイルがロボットレストランを展開

 中国の通信事業者、チャイナモバイルが完全自動化を目指すロボットレストランを披露した。MWC26主催のGSMAが発行するWebニュースレター「モバイルワールド・ライブ」によると、公開したデモンは、厨房内で複数のロボットが連携し、注文から調理、配膳準備までを自動で行うもの。外食産業の人手不足などの課題を解決する策として期待がかかっているという。以下、同ライブによる。

 デモでは、主に以下のロボットがそれぞれの役割を担い、連携を見せた。ディモナロボットは餃子などの準備や取り込みを、T1ロボットはティーカップにお茶を注ぐなど液体の扱いを、それぞれ担当する。また果物担当ロボットが冷蔵庫のドアを開閉し、ドラゴンフルーツなどの果物を準備する。顧客が注文システムでメニューを確定すると、厨房向けに設計された2本指のヒューマノイド型ロボットが稼働する。

 ロボットレストランは、システム全体が5Gネットワークで動作し、クラウドと連携している。各ロボットには学習システムが搭載されており、「目」の役割を担うカメラセンサーで前方の物体を認識する。対象物が固定された位置になくても、グラスや茶器の位置を自律的に認識し、手を伸ばすことができる。手首付近に搭載されたカメラは、録画を目的としたものではなく、人間と同じように環境を視覚化して認識するための「安全機能」になる。顧客のプライバシーにも配慮された設計だという。ロボット導入の最大の目的は、人間を単調な「繰り返し作業」から解放することにあるという。(田中克己)

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