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2026.03.12

【MWC26】NEC、再び展示ブースを設け、ハードウェアをアピール

 NECは通信ネットワーク機器の開発姿勢とポートフォリオを示すため、展示スペースを復活させた。具体的には、「Building an AI-Native Society」をテーマにすえ、Beyond 5G-6G時代のAIネイティブ社会における高度な通信の実現に向けたハードウェアとソフトウェアの社会実装に関する取り組みを紹介した。

 展示ブースでは、5Gネットワークの高効率化を実現する最新のvRAN対応基地局装置(Radio Unit: RU)や、RU向けの低消費電力パワーアンプモジュール、ソフトウェアでネットワークの自動化を実現するAIオートメーションなどを展示。これらを通じて、AIネイティブ社会の通信を実現する技術やエネルギー効率化の取り組みなどを紹介する。

 同社で通信ビジネスを担当する久嶋務氏は「ソフトに力を入れるイメージになり、ハードから撤退すると思われてしまった」と語り、ハード事業の取り組みを続けていることを示す展示にしたという。確かに4G基地局の市場は伸びないことなどから、その専用ハード基地局向けハードは止めるが、保守は続ける。仮想基地局(vRAN)は近く開発し生産を開始する。加えて、3月2日にNTTドコモとパブリッククラウド(AWS)上に商用5Gコアネットワークを構築し、国内で商用サービスの開始を発表したところ。ネットワーク容量を柔軟かつ迅速に拡大することが可能となり、ネットワークの信頼性・柔軟性・持続可能性が飛躍的に向上するという。

 同社は他社ブースにも出展する。総務省のJapanパビリオン(東京大学、NTTと共同開発した6G/IOWNプラットフォーム上でのリアルタイムなAR支援デモ)やIOWNブース、AWS(AWSと連携し、6G/5Gコアネットワークの設計から運用までをAgentic AIが自律的に管理する技術の実証結果を紹介)、NTT(5Gコア搭載デモ)などだ。3月2日には、KPMG主催のパネルディスカッション「AI and Us: What Are We Really Building Toward?」に、NEC欧州研究所長のJuergen Quittek氏がパネリストとして参加し、AI活用に関する責任や規制などを議論した。(田中克己)

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