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2026.03.09

【MWC26】KDDI、未来の暮らしを体験する展示に

 KDDIは出展テーマ「GATEWAY TO TOMORROW’S LIFE」のもと、AIデータセンターを基盤として、身近な「街角」を舞台に未来の暮らしがどう変わるのかを体感できる展示にした。1つめは、次世代コンビニとモビリティで、ローソンと共同で取り組む「未来のコンビニ(Real×Tech LAWSON)」の姿を実演する。AIや通信を活用したリテールテック(店舗の効率化や新しい購入体験)や、自動運転車・AIドローンの遠隔監視など、日本国内での最新ユースケースを世界に向けて紹介する。

 2つめは、スマートシティとハイパー・パーソナル体験になる。街の設備カメラから得られる「人流データ」と、KDDIのデータを掛け合わせて統合分析するデモを行う。例えば、人の趣味好みに合わせたクーポンを配信するなど、街を訪れた人へのパーソナライズ体験を提供する。また完全自動運転(レベル4)の自動車を展示もした。クルマに乗り込むと、AIカメラが車内の異常を感知し、自動でアラートが発報されて、遠隔で監視しているモビリティコントロールセンターにつながる。異常アラートを検知したオペレータは、車内のカメラの映像を通して、乗車者の状況を確認する。将来は、遠隔オペレータが車内とコミュニケーションを取り、救護対応などの適切なサポートを提供できるようにする。

 3つめは、AIデータセンターとネットワークインフラだ。2026年1月下旬に稼働を開始した「大阪・堺のAIデータセンター」を含めたグローバルなデータセンター戦略を紹介する。また、通信障害が起きた際にAIを活用して迅速に自動復旧させるデモを実施した。画像解析や量子コンピューティングなど日本発スタートアップ5社がブースでプレゼンを行う。グローバルな共創エコシステムの構築を目指す姿勢もアピールする。

 このほか、アバターの制作と活用を展開する大阪大学発スタートアップのAVITAとの提携によって、フィジカルAIを活用したヒューマノイドのコンセプトモデルを展示し、接客の様子を実演した。同社によると、表情で安心感を伝えるといった非言語コミュニケーションが求められる接客業務など、新たな業務領域でのユースケース創出を目指すという。(田中克己)

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