ITビジネス研究会が2月25日、「ソフトウエア開発への生成AI活用~SIビジネスとエンジニアの働き方はどう変わるか~」というテーマでパネルディスカッションを行った。パネラーはNTTデータの市川耕司氏、富士通の粟津正輝氏、NECの大橋充幸氏の3名、モデレータは代表理事の田中克己が務める。
ソフトウェア開発における生成AIの活用は、コーディングの生産性向上という「第1フェーズ」から、要件定義からテストまで全工程に適用する「第2フェーズ」へと移行しつつある。ガートナーの調査によると、活用するエンジニアはこの1年間で倍増し、生産性向上などの成果は確実に上がっている。パネルディスカッションでは、2030年に向けて予測される「AIネイティブ開発型」への移行を見据え、生成AI活用状況から現場が直面する課題、さらにSIビジネスの変革について議論した。
まず各社が現状を説明し、生産性の向上がSI企業に、エンジニアに、どんな影響を及ぼすのか。さらにAIネイティブ開発によって、生産性が劇的に向上し、開発期間が短縮された時、SI企業はどう稼ぐのか。「Javaが得意なだけの協力会社は不要」になるか。エンジニアに求められるスキルが変わるのか、なども議論する。2030年に向けて見据えるSI企業の姿と、今決断すべき組織変革・人材戦略について、経営者の決断が未来を左右する。(田中克己)






