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2025.11.14

BIPROGY、2030年度にシステム開発のコーディング作業50%削減へ

 「経営再編による売り上げ拡大は考えていない」。有力SIのBIPROGYの齊藤昇代表取締役社長CEOは11月5日の25年度上期決算説明会で、競合他社が再編による規模拡大に走る中、「まずは自分たちの力でしっかり事業領域をつくり、需要を拡大させていきたい」と語った。有力SI会社は1兆円目指す中、齊藤氏は巡行速度を続ける考えのようだ。

 一方、葛谷幸司代表取締役専務執行役員は生成AIを活用したシステム開発の生産性向上に触れ、「数字が独り歩きするので、何割削減とは言えないが、2030年にコーディングで約50%の削減を目指す」と語った。すでにPoCを含む約100件の案件に適用し、下流工程での削減効果がみえつつあるという。今後はAI前提のAI駆動型開発プロセスを構築していくとする。(田中克己)

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