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2026.02.04

AIでカスタム大国時代へ」、ROUTE06の遠藤氏

 1月29日、ITビジネス研究会の特別セミナーで、要件定義特化型プラットフォームAcsimを開発したAIスタートアップのROUTE06の遠藤崇史代表取締役が講演し、システム開発の自動化、効率化が進み、カスタム大国時代が到来すると予測した。

 生成AIを活用するシステム開発が急速に拡大している。コーディングの世界ではすでに大きな効果を上げており、さらに要件定義からテストまでの全工程に適用が広がっている。Acsimはその1つで、要件定義とシステム設計書の作成に特化し、人とAIがコミュニケーションしながら要件を磨き上げていくもの。複雑なシステム仕様の解析ができるようにもする。1人で1年かけて40万行のコードを書くことを支援したノーコードAIエージェントを近く提供する予定もある。

 遠藤氏によると、この市場は世界規模で約6000億円で、Cuscor、Claude、Copilotなどグローバルプレイヤーが大きくリードしている。ただし、コーディングがいくら速くなっても、システム開発の生産性が上がるとは限らない。要件定義の改善が欠かせないのだ。ビジネスの要件はますます複雑化しており、人の能力を超えている。結果、失敗プロジェクトの9割が要件定義の課題にあるといわれている。

 そうした課題を、Acsimで解決するAI駆動型開発を実現する。開発リソース不足の解消になる。さらにERPに業務を合わせることから、現場が求めるシステムを個別開発にする。つまり、「カスタム大国に日本のチャンスがある」と遠藤氏は主張する。(田中克己)

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