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2026.03.10
【MWC26】テレフォニカ、QRコードで視覚障がい者の体験実現
スペインのテレフォニカは、量子コンピューティングやIoT、AI、ネットワークスライシング、衛星接続、フォグコンピューティング、ドローン、ロボット、5Gネットワークの機能によって提供されるユーティリティに焦点を当てて3つの展示エリアを設けた。同社会長のマーク・ムルトラ氏は3月2日のGSMA主催パネルディスカッション「戦略的技術主権は欧州にとって何を意味するのか」にも参加した。
同社ブースでは、5Gネットワークの能力と最先端の技術を活用したユースケースを紹介した。デモでは、視覚障がい者の体験向上を目的にするNaviLens QRコードを活用し、スペイン語または英語の音声ガイドで各ソリューションを説明する。展示エリアの1つ「ミッションクリティカルドーム」では、バルセロナ市内の様々な場所で実施する体験プログラムを通じて、自然災害管理におけるデュアルユース技術の重要性を訴える。体験プログラムでは、緊急事態の再現として、被災地の通信復旧と、統合指揮統制所と救助・支援・医療チーム間の継続的な通信の維持を紹介する。
2つめの「Titan Connect」の展示エリアでは、新たなデジタルサービスの展開を支援する方法を紹介する。スポーツ競技などネットワーク・トラフィックの需要が高い環境におけるユースケースになる。例えば、医療緊急事態における救急隊員が接続を中断することなく、患者を可能な限り迅速に病院へ搬送できるようにする。5G SA、光ファイバー、衛星接続、クラウド、サイバーセキュリティ、可観測性、自動化、セキュア管理など、通信の中断を防ぎ接続性を強化する技術などで実現したという。
3つめの「Quantum Telco」の展示エリアでは、量子技術を企業の日常業務に応用する取り組みを紹介する。応用量子コンピューティングでは、顧客と共同で開発した実際のユースケースを用いたデモをする。(田中克己)