ITビジネス研究会は11月29日、東京・大手町にあるデル・テクノロジーズのAIイノベーションラボの施設見学会を行った。企業におけるAI活用を推進し、日本のAIイノベーションに貢献するために、企業ユーザーがAIソリューションを実践や検証する施設として、開設したもの。
今年10月に開設したばかりのAIイノベーションラボは、AIやエッジ、マルチクラウド、データ・マネジメントにおける国内企業のイノベーションを促進するための共創と学びの場で、AIの課題解決に向けたソリューションを提供する。具体的には、１つは実証の場。世界中のユースケースを産業別に集め、目的に応じた事例の紹介、実証実験、デモを行う。２つめは共創の場。AIエコシステムパートナーとユーザーをマッチングし、ソリューションを作り上げる。３つめは学び場。ITの基礎からAI技術、データサイエンスなどキャリア形成に必要なスキル・知識の構築を支援する。
西日本副支社長の木村佳博氏が同社のAI戦略、カスタマーソリューションセンターの田中千恵氏が施設について、それぞれ説明してくれた。（田中克己）
