エッジAIプラットフォームActcastを展開するIdein(イデイン)の中村晃一代表取締役兼CEOが6月22日、ITビジネス研究会の6月例会で「エッジAIの活用と最新動向」というテーマで講演をした。
AIカメラなどのIoTデバイスの普及・拡大とともに、エッジコンピューティングにAIを搭載し、IoTデバイス側で収集したデータを基に分析するニーズが高まっている。そんなエッジAIを遠隔から運用、配信するActcastは20年2月に提供を開始して以来、累計1万5000台の出荷実績を誇るという。ある調査によれば、シェアナンバー1だという。とくに22年に入ってから急速に売れ行き拡大したのは、小売業などでの用途がPoC(実証実験)から本番導入へと発展しているからだろう。たとえば、あるコンビニは3500店舗にAIカメラを設置し、顧客数や年齢・性別、購入者データ、非購入者データなどの分析を始めたという。
なお、講演内容が必要な方は事務局まで連絡をいただければ、Webexのアクセス先をお伝えします。(田中克己)