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NEWS&TOPICS

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2025.03.12

[MWC2025] トレンドマイクロ、Open RAN向けセキュリティなどを紹介

 トレンドマイクロは通信インフラ向けサイバーセキュリティを展開する子会社CTOenと共同で出展する。CTOenの津金英行セールス&ビジネス開発担当バイスプレジデントは「ローカル5Gの活用とDX(デジタル変革)が進み、そのセキュリティ対策の重要性が増している」と語り、攻撃を防いだり、検知したりするなどリスクをコントロールするプロアクティブ・セキュリティに力を入れているという。

 同社によると、サイバーセキュリティには「攻撃を防ぐ」、「すべての攻撃は防げないので、被害を最小化する」、「複数の攻撃を検知し、いち早く通報・回復させる」、「未然に防ぐ」などの対応策がある。例えば、ネットワークにつながっているデバイスの脆弱性を把握し、リスクを計算する。古いWindowsを使っているなどを可視化するということ。こうしたことに対応するプラットフォームを提供し、他社製を含めてリスクを管理し、対策をいち早く打ち出す。

 このほかに展示したセキュリティ対策には、SIMカードのセキュリティを組み込んだローカル5G向けソリューション、公衆ネットワークのIoT向けソリューション、Open RAN向けソリューションなどになる。Open RAN向けには攻撃されるコンポーネントごとにセキュリティソフトを入れておくもの。SIMは入らないIoTデバイスもあるので、軽量なエッジ・エージェントによって、クラウド側で分析、解決するものもある。(田中克己)

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