デジタル見本市CESを主催するCTA(Consumer Technology Association)が9月15日、来年1月9日から12日まで米ラスベガスで開催するCES2024の出展などの予想を発表した。来場者は13万人以上、出展社は3500社超で、うちスタートアップが1000 社超になるという。CES2020の18万人、4500社の規模に近づいている。
CTA社長兼CEOのゲイリー・シャピロ氏は「CES2024はCES 2023の展示スペースを上回る勢いで進んでおり、グローバル企業の世界的課題を解決するイノベーションが披露される」と述べている。 「ヘルスケアから交通、スマートホーム・ソリューション、AI の進歩などに至るまで、世界をより良い方向に変える技術革新に光が当てられるだろう」と期待する。
CES 2024のトップテクノロジーカテゴリーは、AIやサステナビリティ、スタートアップ、デジタルヘルス、モビリティなどで、300 社以上が参加する。ウエストホールでは自動運転のデモンストレーションやEVTOLの展示が行われる。主な出展は、アマゾンやBMW、ボッシュ、キャタピラー、グーグル、ホンダ、現代、インテル、ジョンディア、LGエレクトロニクス、ロレアル、メルセデスベンツ、パナソニック、クアルコム、サムスン、ソニーなどだという。
なお、一般社団法人ITビジネス研究会はCES2024の視察ツアーを実施する予定。(田中克己)