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NEWS&TOPICS

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2020.10.01

Splunkのデータ活用実態調査

 Splunk日本法人が9月11日、増加し続けるデータ活用に対する実態を調査した。福島徹日本代表によると、世界8カ国のIT/ビジネスリーダーに聞いたところ、「データ活用の準備ができている」との回答はわずか14%だった。

 データ活用の準備ができないのは、「データの増加に組織が追い付かないこと」などが主な理由。詳細にみると、データ活用する人材やスキルの不足、サイロ化した組織にある。組織内データの半分以上がダークデータ(未活用データ)になっていることや、データが価値を生み出すことへの理解不足にもある。

 そこで、同社はまずデータ資産の把握から提案する。データを棚卸し、製品やサービスの改善にデータを活かすことを考える。そのためには、データサイエンティストの確保・育成が欠かせない。2025年には、データ量がAIやIoT、ブロックチェーン、VR/AR、5Gなどによって、今の5倍になるという。そのデータ活用の遅れは企業の競争力を失うことにもなる。とくに中国企業のデータ活用に対する意識は80%弱と高い。(田中克己)

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