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NEWS&TOPICS

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2019.07.08

国内の5G市場動向

 「日本全国で概ね5Gが利用可能になるのは、2025年頃になるだろう」。IDCジャパンのアナリストはこう予測する。通信事業者のインフラ投資が加速するのは2021年からで、2030年には投資の8割を5Gが占めるという。5G携帯電話はハイエンド端末から普及し、2023年に3割弱になる。ただし、「ハイエンドの中のハイエンドになる」とし、端末価格は20万円以上を予感させる。

 IDCは5Gの普及にそなえてIT企業に助言する。1つは、コンシューマ向け5Gの立ち上げはゆるやかで、過度な期待をいだかないこと。ハイエンドの先進ユーザーから利用が始まり、マスに広がるにはサービスの品ぞろえが必要になる。一方、産業向けは「キラーユースケースがない」や「ニーズがない」などと悲観的な見方をせずに、デジタル化による新規事業創出の挑戦に5Gを活かすことを提案する。(田中克己)

https://www.idc.com/getdoc.jsp?containerId=prJPJ45262819

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