一般社団法人ITビジネス研究会の4月例会で、ベトナム最大規模のIT企業、FPTソフトウエア日本法人、FPTジャパンホールディングス社長のド・ヴァン・カック氏が「ベトナムのIT最新事業とFTPの取り組み」というテーマで講演した。
FPTソフトはベトナム政府が推進する社会から経済、ヘルスケアなど8つの国家DXプログラムにも深くかかわり、そこで得たノウハウを日本にも持ち込むとともに、日本のIT企業との協業を推進していく考え。同社は東南アジアをリードするICTグループと位置づけ、従業員4万人超、売り上げ18億7000万米ドルの規模。日本法人は年率30%成長を計画し、従業員は約2500人、その25%が日本人など外国人だという。
ベトナムの経済は今年、7%以上の成長を予測されている。IT人材も年5万7000人を輩出し、ソフトエンジニアは累計48万人になるという。ソフトとITサービスの売り上げも90億米ドルの規模になる。こうした中、同社もIT人材育成に力を入れており、小学校から大学までを運営し、10万人超が在籍する。なお、講演の詳細が必要な方は事務局まで連絡をください。(田中克己)