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2024.05.01

少子高齢化データを活かした生成AIチップで、日本は勝負する

 「2027年に1100億ドルの市場規模と予測する生成AIチップ市場における日本企業の勝ち筋は、専用チップ×日本のデータリッチ領域にある」。デロイト トーマツ グループが4月22日に公表したテクノロジー・メディア・通信業界を予測したレポート「TMT Predictions 2024」グローバル版から、日本の考察・分析を加えた日本版レポートによるもの。

 その1つに、生成AIチップ市場における日本企業のチャンスを次のように提言する。1つは、特定用途専用のAI半導体と、日本企業が学習データ収集において強みを有する領域にあるという。不要な搭載機能をそぎ落し、高額な最先端プロセス技術や革新的なチップ面積縮小技術などがなくても作れる専用AI 半導体を開発する場合、日本の地域性を踏まえた学習データ・アプリケーションがカギを握るという。

 例えば、日本が先行する少子高齢化や地震災害などの領域になる。ヘルスケアや医療機器などでの高い需要を獲得することも期待できるという。そのためには、必要な技術を持つ企業を特定し、アライアンスを組むなどの戦略を作成し、早期の実行が肝要だとする。(田中克己)

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