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2020.07.15

テレワーク初経験者が会社に期待すること

 働きがいのある会社研究所(GPTWジャパン)がこのほど、新型コロナウイルスの感染拡大で、初めてテレワークを経験した人たち700人弱に「コロナを経験した社会で会社に期待すること」を聞いた結果、7割近くがテレワーク開始前に不安を感じていたことが分かった。具体的には、社内外とのコミュニケーションや集中力、生産性、モチベーションなどだ。

 回答結果から、業務の生産性は「低下した」と「どちらかといえば低下した」の合計は33.5%だったが、「向上した」と「どちらかといえば向上した」の合計は23.7%とやや少なかった。仕事へのモチベーション・やりがいに関しては、「高くなった」「どちらかといえば高くなった」が合わせて27.1%に対して、「低くなった」「どちらかといえば低くなった」が18.4%だった。モチベーション・やりがいが高い人ほど、生産性は向上する傾向も見受けられたという。

 「テレワークを経験して、それまでの慣習について感じたこと」は、「毎日出社する必要はない」との回答が76.9%と最も高かった。次いで「移動にかけていた時間がもったいない」(58.8%)、「同じ時間に勤務する必要はない」(48.7%)などと続く。今後の働き方は、「テレワークと出社が半々」が53.7%と最も多い。一方、「テレワーク主体」は34%と3分1をの占めたが、「出社主体」は13.3%にとどまる。(田中克己)

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