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NEWS&TOPICS

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2020.02.18

日本企業のデータ活用動向

 「日本企業のデータ活用が出遅れている」。日本IBMが世界と日本の企業におけるデータ活用度合いを比べたところ、データからの価値を創出できない企業が世界の25%に対して、日本は31%にのぼる。その一方で、高い価値を創出した企業は世界が9%、日本が5%になる。日本の課題はデータ活用事例が少ないこと。背景に、解析するデータを収集できていないこともある。

 そこで、日本IBMは「アウトプットからアウトカム」と「予算・計画主義から価値・実行主義」、「競争優位から共創優位へ」の3つへの施策を提案する。アウトカムとは目標とする成果を決めて、その達成に応じた報酬をもらうこと。価値・実行主義とは、目標値を決めて、現場の変化に応じて対策を素早く実行し、目標をスケジュール通り達成すること。誰もがデータ解析を可能になる環境も整える。共創優位とは、エコシステムの階層を明確にすること。エコシステム間の競争を避ける方法でもある。同社コンサルタントの岡村周実氏は「デジタル変革が企業の生命線」と指摘し、日本企業にデータ活用の重要性を訴える。(田中克己)

https://www-03.ibm.com/press/jp/ja/pressrelease/55800.wss

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