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2024.06.25

ウイングアークの企業間取引の電子実態調査

 ウイングアーク1stがこのほど、売り上げ100億円以上の企業で請求書関連業務に携わる会社員533人に、企業間取引の電子化に関する実態調査を実施した結果、社外取引の電子化によぅって、「負担がかかっていた作業からの解放」などを期待していることが分かった。

 「請求書や契約書などあなたが携わっている社外との商取引が電子化することで最も期待することは何か」との質問に、「負担がかかっていた作業から解放される」(33.0%)、「作業ミスが解消・軽減される」(19.3%)、「無駄なコストが削減できる」(15.8%)などと回答が続いた。「請求書や契約書などあなたが携わっている社外との電子化による商取引は、どの程度の割合を占めているのか」には、「完全電子化」(6.9%)、「80%以上電子化」(22.5%)だった。「社外との商取引に関わっていない」以外の回答者に「請求書や契約書などあなたが携わっている社外との商取引において、理想の電子化率を聞いたところ、「80%以上電子化」(32.1%)、「完全電子化」(30.4%)となった。

 その中で、「完全アナログ(紙)化」との回答者に、理想の電子化率に「完全アナログ(紙)化」を選んだ理由は、「ずっと紙で慣れているから」や「特に電子化するメリットがないし、紙の方が実際に見えるので分かりやすい」などとの回答を得られたという。さらに、「0%~20%未満の範囲で電子化」と「社外との商取引に関わっていない」以外の回答者に、「請求書や契約書などあなたが携わっている社外との商取引において、これまで使用したことがあるデジタルツールまたはクラウドサービスは何種類程度あるのか」との質問に、「2から5種類」が40.2%、「6から9種類」が17.6%だった。ここで、「2種類以上」との回答者に、「請求書や契約書などあなたが携わっている社外取引において、現在あなたの使用ツールは散在していると思うか」との質問に、「とても散在している」が19.7%、「やや散在している」が54.9%だった。

 さらに、「とても散在している」と「やや散在している」との回答者に、「ツールが散在していることにより感じている不満度について、100(非常に不満)~0(不満なし)の中で、体感値」をと質問したところ、30代の中央値が「50」、40代の中央値が「60」と、微妙な回答結果だった。(田中克己)

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