24年7月特別セミナー「キャッシュレス決済の最新動向と企業へのインパクト」

　キャュシュレス決済が近く4割を超え、消費者と企業の取引から企業間へと広がり、8割を超す時代になるだろう。その仕組みを自社のデジタルビジネスに組み込むことは、単なるコストの削減だけではなく、新たなビジネスの創出やビジネスモデルの変革につながる。IT企業にその対応を求められることもある。決済ビジネス市場の動向は今後のITビジネスにも影響する。そこで、7月17日の特別セミナー（15時30分開始）は、決済プラットフォームをAPIで提供するインフキュリオンの丸山弘毅社長をお招きし、「キャッシュレス決済の最新動向と企業へのインパクト」というテーマで講演してもらう。

　決済は産業構造を変革させ、企業間取引も大きく変えるものとみられているで、Fintechスタートアップ企業のインフキュリオンはキャッシュレス事業のコンサルティングからプラットフォーム提供先をBtoC、BtoBへと広げるとともに、先進技術や他産業で発展する技術をキャッシュレス決済に活用するサービスを創り出している。提供サービスの１つがスマートフォンを決済端末とし、決済データドリブンを可能とするスマートフォン決済プラットフォーム。

　従業員300人を超すものの、さらなる資金調達で製品開発強化と人員拡充を図ってもいる同社は　次にどんなサービスを生み出すのか、丸山氏に決済サービス市場の今後の展開について語ってもらう。企業が自社事業にFintechを組み込み、シームレスな決済環境を実現するための可能性についても触れる。
＜丸山弘毅氏の略歴＞
　慶應義塾大学商学部卒業後、ジェーシービー入社。信用管理部門・マーケティング部門を経て、新規事業開発・M&A部門の設立メンバーとして参画。2006年にインフキュリオンを創業し、グループの経営戦略、新規事業を担当。2015年に一般社団法人Fintech協会を設立し代表理事会長に就任（現エグゼクティブアドバイザー）。業界発展・法改正などに関わり、日本のキャッシュレス推進に向け実務・政策の両面から貢献

更新日：2024.05.21　|　セミナー